“民主主義”なんてなかった

中央政治が騒がしい。

どうやら民主主義を揺るがすような事態が起こっているとか。詳しくは語らない。

今回はその「民主主義」という言葉について。

 

「民主主義」は"democracy"を日本語に訳した単語だ。

 

日本語で「主義」というと「何かの思想を主張(志向)する立場」のことを指す。英語で言えば"~ism"が「〜主義」に該当する。

 

だが"democracy"という単語に"ism"は含まれていない。

英語の"democracy"は「民主制」や「民主政治」という制度や政体の事を指し、「何かの思想を主張する立場」としての「主義」という意味は含まれていない。

 

だから"democracy"の訳語として「民主"主義"」という言葉を当てるのは不適切。「民主主義」なんてなかったのだ。

 

では「民主主義」という単語は、上記の理由によりお役御免ということになるだろうか。

否。

この国も「民主制」を志向する、または守っていこうと主張する人は大勢いる(はずだ)。その場合、彼らは「民主主義」者であり「民主主義」的だと言えるだろう。

 

さて、我が国の民主政治の様子はどうだろう。どうやら民主制を揺るがす事態が起こっているらしい。

 

党派によらず、「民主"主義"」を掲げるものはその主張を存分に訴える時かもしれない。